リノベーション物件とは?



お部屋を探す際にキレイで好立地かつお家賃がお得な物件を求める方が多くいらっしゃるかと思います。そんなときに”リノベーション物件”と表記されたお部屋をよく目にしませんか?リノベーションされた賃貸物件を選ぶと、どのようなメリットおを享受できるのでしょうか。また、デメリットはあるのでしょうか。

今回はこの”リノベーション物件”に焦点を当てて解説していきます。



1:リノベーション物件とは

2:リノベーション物件の特徴

3:選ぶときの注意点


 

1:リノベーション物件とは


そもそも”リノベーション物件”とは何を指しているのでしょうか。

これは、築年数が経過した建物・部屋を大規模な工事を行い、新築と同等・それ以上の性能を高めたり、付加価値を加えたお部屋を指します。

簡単に言うと、大規模な改修を実施したお部屋になります。

壁や床の張り替えにとどまらず、設備の入れ替え・水回りの配管、電気配線まで新しく設置します。間取りを変更するケースも見られます。


元々の内装・設備をキレイにする現状復帰をするリフォームよりも大きく手が入れられ、お部屋が大きくリニューアルされるようなイメージになります。


築年数の経過した建物に多く実施され、間取りや設備、内装などが現代の暮らしにマッチしなくなった賃貸住宅が多く見られます。




2:リノベーション物件の特徴


上記にて”リノベーション物件”は、古くなった建物・部屋の間取り・設備を大幅に改修し、新しい価値を加えた物件ということをご説明しました。ここでは”リノベーション物件”についてより深くご説明していきます。


”リノベーション”と似た意味の言葉に”リフォーム”があります。

リノベーション賃貸物件とリフォーム済の賃貸物件には明確な差があります。

”リフォーム”は、前入居者の利用による損耗や老朽化した内装・設備を”原状回復”することを指しています。例えばクロス・床の張り替え、ハウスクリーニングが挙げられます。古くなったキッチンやお風呂等の設備を入れ替えるのもリフォームに当たります。


では、”リノベーション物件”のメリットはどのような点があるのでしょうか。



★内装がきれいでデザイン性の高いお部屋に住める


リノベーションされたお部屋では新築のようなキレイな内装かつ、デザイン性が高いオシャレな物件が多く見られます。個性的な壁紙が張られていたり、コンクリート打ちっぱなし、梁や配管を部屋の一部として取り込んだ物件等があります。


★お部屋設備に力が入れられている


上記のデザイン性に加え、最新の設備が設置されている事が多くあります。

例えば、下記のような例が挙げられます

・システムキッチン

・ユニットバス

・温水洗浄付きトイレ

・独立洗面台

・TVモニター付きインターホン

・IoT設備

・高セキュリティ


★周辺のお家賃相場よりリーズナブル


室内のデザイン性が高く、良い設備が導入されている状態でも周辺エリアの新築・築浅物件より安い賃料で募集している場合が殆どです。おおよそ1割~3割ほど安くなる印象です。室内が新築同様であっても築年数がある程度経過しているため、家賃は下がる形になります。そのため、あえて”リノベーション物件”を選ぶ方もいらっしゃいます。



3:リノベーション物件の注意点


内装や設備が綺麗になり、さらに相場家賃より安いとなれば有力候補として挙がります。しかし、”リノベーション物件”は建物の古さに由来するリスクが伴います。


◆耐震基準について


築年数の経過した物件に付加価値を与えるリノベーションですが、建物自体の古さは元には戻りません。建物の耐震基準が満たされていない可能性があります。検討する場合、耐震補強工事や耐震診断が行われているかを確認しましょう。


◆お部屋内部以外の設備について


お部屋の内装や設備が新しくなっても、古い配管のままであれば漏水や詰まりの心配があります。

また、断熱性や防音性については建物の骨格が大きく影響します。吸音カーテンの使用や空調設備、ホットカーペットなどを使って工夫が必要かもしれません。


エントランスやエレベーター等の共用スペースに対して人によっては古さを感じるかもしれません。内覧時に併せて確認したいポイントです。




【まとめ】


大幅な改修工事により、新しい付加価値が加わった”リノベーション物件”。

お得に好条件のお部屋となりますが、しっかり築年数について理解しなければなりません。

新築物件や築浅物件では見つけにくいデザイン性の高いお部屋が多くありますので、お部屋探しの際はぜひ候補にいれてみてはいかがでしょうか。